ラミネーターの選び方(その1)

 これだけプリンターの品質がよくなると、写真や、カレンダーを作ったり、葉書を作ったり、書類を出力するなどご家庭でも多くなると思います。そのため、ラミネートする機会も増えるのではないでしょうか。ラミネートする事により、インクジェット出力の弱点である耐候性や耐水性を劇的に向上させる事ができます。インクジェットプリンターを買ったら、ラミネーターも必需ですよね。また、用途によって出力した紙をラミネートするととてもいい仕上がりになるし、特に文字などはくっきりと見やすくなりグレードアップします。しかし、いざラミネートを行おうと思っても、「ラミネーター」がなければ加工する事ができません。だからと言って、実際ラミネートする場合、どんなラミネーターを購入すればいいのか分からないものですよね。そこで、ラミネーター選びのポイントをいくつかまとめてみました。

・加工するサイズ

 ラミネーターを選ぶ上での最初の基準は、加工できるサイズだと思います。一般的に使用されるラミネーターは「カードサイズ」、「A4サイズ」、「A3サイズ」の3タイプ。基本的には、カードサイズまでの加工でしたら「カードサイズ対応」、A4まででしたら「A4サイズ対応」で問題ありませんが、名刺やプライスカード、ハガキだけしか加工されない方でも、A3対応の大きな機種を選ぶ方が最近多いように感じます。その理由は、やはりラミネートの効率に関係していると思います。カードサイズを加工する時に、小さな機種で1枚ずつ処理するのと、大きな機種で4〜5枚平行してやるのでは処理速度が4〜5倍とかなり効率が上がるのです。また、大きなサイズも加工できて、何かと用途が広がり便利なのです。ラミネーターには「大は小を兼ねる」という言葉が凄くような気がしますね。置き場所とご予算に余裕がある場合は、少し大きめのラミネーターを購入した方が後々役に立ちますよ。

・加工する厚さ

 ラミネーター選びには、加工するフィルムの厚さにも注意をはらう必要があります。フィルムが厚くなると、ラミネート加工に必要な熱量も増えるため、推奨よりも厚いフィルムを加工すると、熱不足となり、白っぽくなってしまう場合があるのです。また、厚くてラミネーターに通らない場合や、通っても途中で止まってしまうなど、何かとトラブルが発生してしまうのです。お使いになるフィルムの厚さに合ったラミネーターの使用を心掛けるようにしましょう。各フィルムの特長は下記を参考にしてください。

・最大加工厚さ

 最大加工厚さは、フィルムと加工物(コピー用紙や写真)の厚さを合わせたものの最大値を指します。定めれられた値以下でしたら問題なく加工できますが、定められた値を超えた厚さのものを通すと、途中で詰まったり、ラミネーターが壊れてしまう恐れがあります。加工する際は、加工物の厚さ十分注意して下さい。特に、押し花や凹凸のある紙では気をつけるようにしましょう。ラミネーターごとに最大加工厚さが若干異なるので、フィルムの厚さ、加工物の厚さによってラミネーターを選ぶのもひとつのポイントです。

・一度に連続して加工できる枚数

 一度に連続して加工を行うと、ラミネーターによっては徐々に熱が不足し、加工後に白っぽくなったり、再び温まるまで待たなければならないなどの状況が発生します。一度に2〜3枚加工するのであれば特に気にする必要はありませんが、この連続枚数は、ラミネーターの熱量(ワット数)やローラーの太さ・数などによって大きく変化してしまいます。そのため、連続して加工する場合は、加工枚数に十分気をつけるようにしましょう。

・スピードコントロール

 スピードコントロールとは、業務用タイプにのみ装備されている機能です。大量の加工をする時にスピードを上げたり、紙とフィルムの相性によってはスピードを落としたりと、より高度なラミネート加工をする際に必要な機能のひとつです。

最終更新日:2017/1/24

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